おはようございます。内海です。
【1日1分】 内海の目 2014年10月19日号
 ・会社の財布、社長の財布、個人の財布の使い分け。
  創業経営者は裸一貫から財を成した場合が多いので全部「俺の財布」ですませている方も見受けられます。
  しかし、100年企業の経営者はそれぞれの財布の果たす役割について認識し使い分けています。
  会社の財布がもっとも大事。この財布にお金を残し続けることが自分の仕事と腹に落としています。
  社員にドケチと言われても経費削減の手は緩めません。
  自社ビルを建てた瞬間に売上が激減した経験もあり設備投資には特に慎重です。
  
  社長の財布は非常用の財布。会社の財布から使えない急な支出に対応するための財布と位置付けています。
  また社員とのノミニケーションや地域活動にもこの財布が出動します。
  社員や地域の友人たちが困った時にこの財布からお金を貸して戻らなかったことも何度もありますが、
  それでもまだ懲りずにこの財布を使っています。

  個人の財布には驚くほど入っていません。(奥さまが財布をしっかり握っているようです。)
  車は10年落ちの中古車、スーツは吊るしで購入し自宅は借家住まいだったりします。
  大事なことは「会社さえ存続していれば社員もその家族も路頭に迷わすことは無い。自分も然り。」
  を実際に財布の使い分けで体現し ています。

  私が出会った近江商人は身なりはみすぼらしい人すらいましたが、みんな財布を使い分けていました。
    
 -編集後記-
  今日はミズカン(カヤック&掃除の会)。