おはようございます。内海です。
【1日1分】 内海の目 2014年11月26日号
・オレなら出来る
贅沢な話ですが、経営が安定した(と勘違いした)企業経営者が陥る罠。
創業から10年以上経過し、社員数も10人を越えて売上も安定すると
「次」を狙いたくなる。
創業者は守るより攻めるのが好きな人が多く
狙える状況であれば狙っても良いと思う。
しかし、狙える状況かどうかの判断基準がないまま「次」に期待すると罠に嵌る。
0から1を産み出した実績が自信となり、
「オレなら出来る」と勘違いするのだ。
創業の時より人もお金もあるため、最初から勝負に走ってしまう。
創業時は一歩一歩失敗のリスクを回避しながら慎重に進めてきたから現在がある事を
すっかり忘れているのだ。
そして、失敗したくないので更にお金を突っ込んで戻れない状況になっていく。
まだまだ現状でやらなくてはいけない事は多くある。
人材育成、給与体系の整備、既存顧客への更なる取引の充実。
社長が苦手なことであれば出来る人を採用し、現在の体制を盤石に固めていく事が
先決だ。
社長って仕事は、オレなら出来る事ばかりやってても務まらないものだ。
編集後記
年末進行、体力勝負だ。風邪をひかないように昨日からコートを着始めた。
電車の中は暑い。