11.成功するまでやる

卓越した成果を上げている経営者の共通点は
「オレはスゴイ」の勘違い×成功するまでやる
オレはスゴイ=他者評価を欲さないため、人に嫌われる事も厭わない。
だから、卓越した成果を上げている成果を上げている経営者は変わり者と呼ばれる人が多いのだろう。
人に変わり者と呼ばれる事を気にしていてはいつまでたっても成功を手に入れる事は出来ない。
松下幸之助氏、稲森和夫氏などの名経営者は総じてこのタイプだ。
読者のみなさんも自分を信じて、勘違いして成功するまで徹底的にやって欲しい。
そして、次にお会いする時には
「なんとかうまくいくことが出来ました。成功するまでやる事が成功の秘訣だったんですね。」と声をかけて欲しい。

一方、あと一歩の努力で成功できたのに諦めた人がいる。
特に30代の人に多く見られるが、
あと、ほんの少しだけ、今の努力を続けていればと思われる残念な人が多すぎる。
仮説を立てて、試行錯誤を繰り返し「兆し」が見えているのにあと一歩の努力をせずに諦めるのは残念でならない。
時代背景を理由にする人もいる。就職氷河期時代に社会人になったので、
冒険よりも守りの考え方に陥っているとの理由
しかし、若い時にこそ出来る事は失敗を恐れず挑戦する事だ。
恐らくいつも冒険をしないまま「少しでも良い条件の会社」を転々とすることになるのだろう。
転職が当たり前になった時代ではあるが、3年ごとに転職を繰り返していては「仕事」も覚える事が出来ず、成長は覚束ないだろう。
ケンタッキーフライドチキン創業者のカーネルサンダースは1009回訪問を断られても続けた。
エジソンは1万回失敗しても電球を発明するまでは失敗ではないといっていた。
成功者の共通点は「うまくいくまでやる」
大発明ではないのだからせめてあとほんの少しだけ頑張ればと思う。
会社員が挑戦出来る大抵の事は1年以内に結果が出るものだ。
あと半年、あと3カ月、あと1カ月だけ頑張る事で結果を出せる。
そこで、一つの成功体験を生み出すことが出来ればその後の道は大きく開ける。