記憶・記録
記憶と記録の蓄積が自分の価値基準を作る
一般に「人間の記憶はあやふやである」と認識されている。
しかし、私は違うと考える。
仕事に真剣に取り組めば、その時々の失敗も成功も鮮明に記憶に残るはずである。
一生懸命と誤用されている一所懸命という言葉がある。
一つの所に命を懸ける意味である。
命を懸ける程の仕事であれば記憶に残らないはずがない。
そこまで集中しながらも、記憶だけに頼らないようにしたい。
なぜなら、記憶は個人的なものであり、他者へ伝えるのが難しい事だからである。
事実に基づいた記録を取り共有することで初めて社内の知恵が強化される。
「5W2H」を網羅した記録をつけ、社内で共有している理由である。
個人としては記憶を高めつつも、組織としては記憶に頼らないことが理想である。