経営者は小説を読みなさい

人を動かすには心理学、若しくは人の心理を推し量る力。
そのために最適なのが小説を読むことだと教わった。
「人は褒めて育てる。」
とか、
「やはり上司が鬼にならなくてはいけない。」
とかいろいろな方法論が世に出ているが、
結局、その人、その場に応じた対応をしていくしかない。
そのためには
多くの人と出会い、深い関係を持ち
「人に騙されたり、誤解されたり、疎んじられたり」と人に揉まれるのが一番の訓練である。
しかし、
現役の社長には「個人的に~」はありません。
外部からも内部からも「社長が~」となります。
会社への損失を発生させる場合もあるので
なかなか実地訓練を行うのは難しい事だろう。
そこで、手軽に出来る方法として読書をお勧めする。
特に心理描写が精密な推理小説がお勧めだ。
登場人物に感情移入しながら読むことで
「自分ならこう考えた。自分はこうした。」と想定の幅を広げる事が可能となる。
次にTVドラマもお勧めしたい。
ドラマを見ながら、どの言葉が自分に響いたのか、どの登場人物が自分と似ているのかを
空想しながら見ると対人関係のシュミレーションにもなる。