おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【ほぼ日刊】社長のネタ帳 2015年11月23日号
 ・深掘りする
  
ここの所、私の想いが強い投稿が続いていました。
感傷的になっていましたね。
私はビジネスにも狩猟型と農耕型があると考えています。
狩猟型は西洋型とも言えるでしょう。
今まで無かったものを生み出し一気に市場を拡大する。
アメリカやヨーロッパで生み出された物がアジアや発展途上国に供給される。
お金がお金を生み出すビジネスです。
一方、農耕型は東洋型、特に日本型と言えるでしょう。
家電、自動車など少しづつ改良を加えて誰も到達できない精度に高めていく。
日本人が得意とするビジネスです。

私は個人的には西洋型のイノベーションを引き起こす事が好きですが、
私のお客さんには東洋型を勧めます。
(そもそも、イノベーション志向の人は私に相談に来ません)
農耕型は事業の種をいくつか蒔き、刈り取る。
出来の良い(反応が良い、あるいは売上が上がる)物は深掘りして改良する。

分かりやすい話としてチラシを例にとります。
事業以前の話ですが、相手の反応があるか否かが一番分かりやすいので。

何種類かチラシを蒔いてみる。
反応が良かったチラシに修正を加えてより良い物にしていく。
小数点以下のレベルで磨き上げていく事は東洋型の改善です。
この改善を繰り返す事で競合他社との差をつけていく。
中小企業が勝ち残るには、小さな強みを深掘りしていく事しかありません。

当社も同様です。
毎月セミナーを開催しています。
当社の強みは「マネジメント」です。
しかし、当社のエリアでは社員数が多い中小企業より個人事業が多い現実です。
組織をテーマにするより売り上げをテーマにする方が集客出来ます。
しかし、集客出来てもその後のコンサルティング契約に繋げなければ徒労です。
今年は「マネジメント」系のセミナーを毎月のように開催しました。
しかし、集客が難しかったです。
ゼロの日もありました。

長くなりましたが結論です。
今後は仕事の棚卸セミナーを開催します。
ってことで昨日は棚卸セミナーの構成を終日籠ってやってました。
今日も籠ります。
皆様の反応がすこぶる良かったのがヒントになりました。
ありがとうございました。

編集後記
世間は3連休だったのか...