おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【日刊】俯瞰探求内海目線   2016年11月8日号
・規模

探求(虫の目)ネタ
今月発売予定の「経営力強化書」より。
Q:事業規模による収益構造の分析を行っているか?
社員は5人ほどなのに儲かっている会社がある。
一方、100人ほどの社員がいるが、
社長を筆頭に社員皆が忙しそうにしているのに儲かっていない会社がある。
その違いは仕事のやり方ではなく、規模の問題だ。
あなたの会社が儲かっていない場合儲からないドツボに陥っている可能性がある。
あなたの業界での儲かる適正規模を把握したい。
○解決策
・手順
1.会社四季報などで.同業他社の人件費率算出
2.同業の首位企業の人件費、率と自社の金額及び率を比較する
3.自社が目指すべき規模を設定
・コツ:業界の傾向を自分の言葉で説明できるように分析する。
特にサービス業の場合は「人件費」の高止まり化が経営を圧迫する。
例えばコンサルティング業では個人事業として自宅で一人でやる分には、
本人の人件費程度を上回る売上があればすぐに「儲け」となる。
しかし、事務所を構えて数人のコンサルタントを雇用する規模になると
社員の稼働率が落ちた途端に儲からなくなる。
外資系コンサルティング会社では
コンサルタントが案件に携わらない事を「ビーチ」と呼んでいる。
経営者としては気が気ではない。
一方、コンサルタントが少ない場合には
案件が増えた場合には対応しきれず取りこぼすことになる。
また、コンサルタントのように教育に時間がかかる職種では
ある程度の人員を抱えていくことでOJTの教育訓練も可能となる。
ビーチ社員がある程度いても対応できるようにするために
大手コンサルティング会社が請求するコンサルティング報酬が高い理由ともなっている。

大きくすれば良いのではない。適正規模を目指したい。

編集後記
今日は朝1社、午後1社、夜は大人の楽校。
地域密着路線だから出来るスケジュール。

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