褒めるべきか叱るべきか?
マネジメントとは
man(人) + age(年取る=成長させる) が語源である。
その時に、どうすれば良いのかの方法論には、
人は褒めて育てなさい。あるいは、愛を持って叱りなさい。のどちらかではない。
相手に応じた対応こそが重要である。
上司は部下を見抜き、部下に合わせた対応が出来るから、manager = 人を育てる人である。
当社の社風は厳しい社風だが、全ての社員に対して厳しいわけではない。
厳しく叱る事で伸びる人間に対して厳しいのである。
読売巨人軍のV9を達成した名監督である川上監督は、王さんは褒めて育てて長島さんは叱って育てたとの逸話がある。王さんは生真面目な人なので叱ると落ち込むこともあったらしい。一方、長島さんは叱られてもへこたれない明るい性格だったので叱ったとの事だ。
スーパースターの二人を擁しただけで、巨人が強かったのではなく、二人のスーパースターのそれぞれの個性を伸ばしたから強いチームとすることが出来たのだ。
まず、方法論ありきではなく、人ありき。
どうすれば成長できるのか?
を考えて人に合った方法を選択したい。