13.マラソン
苦しい時に何を意識するのか?
マラソンを走った事がある人はどれくらいいるだろうか?
最近では多くの社長が健康管理の延長でマラソンに挑戦している。
マラソンを走っていると足が一歩も動かなくなることがある。その時に「足が痛い。足が動かない」と足に意識を向けると本当に一歩も動けなくなる。しかし、腕に意識を向けると腕を動かせる。腕が動くと足が動く。経営も一緒だ。
現状の厳しい方、辛い方、苦しい方に目を向けるのではなく、上手くいっている方に目を向ける事で窮境を脱却出来る。
厳しい状況にある時に意外と見えていないのが何にお金を使っているのかの支出に着目する事。家賃を削減する事が出来ないのか?
その他固定費だと思い削減出来ないと思いこんでいる費用は無いのか?
売上回復にはある程度の時間が必要だ。
しかし、経費の削減はスグに出来る。
企業経営はマラソンと同じ。
苦しい時に苦しい事にばかり目を向けるのではなく
苦しくない他の事に目を向ける事で新たな可能性を見いだせる。