見える化分析
「当社の社員には危機意識が無い。」
と判断するのは間違いです。
意識は見えないからです。
しかし、危機は見せることが出来ます。
東日本大震災後の計画停電や電力供給量のグラフは毎日ニュースとして伝えられました。
その結果、多くの事業所で節電に取り組みました。
多くの言葉を費やすより、「赤・黄・緑」で状況を判断するのは信号機です。
   
「見える化」遠藤功(著)東洋経済新報社によると見える化には5つのカテゴリーがあります。
その中核に問題の見える化があります。本書では問題発見のために「PDCAサイクル」の見える化を行います。
また、進捗状況を見える化する事により仕組みの定着化を行います。余談ですが、私は同氏の著書の中では「現場力を鍛える」をお奨めします。中小企業の経営者にとって非常に参考になる1冊です。