おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【ほぼ日刊】社長のネタ帳 2015年9月25日号
・諦めの壁を乗り越える
人と組織の変化を拒む最大の障壁が諦めの壁です。
この諦めの壁には3つの壁があります。
1つ目は認識の壁です。
人間は自分の見たいように物事を見て、聞きたいように聞くため、
会社の目標は、個人の認識の違いにより都合よく解釈されます。
理解していると思っている事も、各人の思い込みにより、違った認識となるのです。
現在の状況が変化を必要と認識している人とそうでない人とが同じ会社の中にいれば、
会社全体の変化を起こせないのは当然です。
本理論では問題を見える化し変化を必要と感じさせる事が最初の壁の突破法です。
2つ目は行動の壁です。人は物事を認識し行動します。
しかし、過去に失敗体験があると、行動しなくなります。
また、過去の成功体験があれば成功体験に固執してしまいます。
よって変化を拒んでしまうのです。
本理論では行動目標を数値で示します。
出来る⇔出来ないではなく、やる⇔やらないに着目し行動量を求めます。
行動の壁を突破するための方法です。
3つ目は仕組みの壁です。会社に仕組みが無ければ個人個人が勝手に成果を求めて行動する。
個人商店の集まりになってしまいます。
当然、組織としての効率は上がりません。
誰もが当たり前のことを当たり前に出来る仕組みを構築する事で仕組みの壁を突破します。
上記の3つの壁が、社員の心理に「諦めの壁」を作ります。
入社した当時には持っていたであろう「良い仕事をしたい」「成功したい」という思いが、
いつの間にか自ら「諦めの壁」を作って変化を拒むようになっているのです。
GAPマネジメントの導入・定着化により諦めの壁を突破し、諦めの悪い部下を育てる事になるのです。
編集後記
精神論だけじゃ厳しいでしょう。