おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【ほぼ日刊】社長のネタ帳 2015年12月23日号
・率と額
先日訪問した会社では管理職が数字に関する意識が希薄だった。
毎回の管理職会議時に決算書の読み方について解説している。
労働分配率や粗利率など同業他社に比べてどうなのか?
他業種と比べてどうなのか?
改善点はどこにあるのか?
ただし、気を付けているのは
率に捉われて額を忘れる事。(逆もあり。)
サービス業の場合は労働分配率が高い。
労働分配率を下げるにはどうすれば良いのか?
の視点だけだと他の経費が上がる事に気がつかない。
その会社では今年の春に家賃の更新があったため、去年より賃借料が増えていた。
その結果労働分配率が下がっていた。
「売上も、人件費の額も変わっていないのにおかしいだろう?」
数字で捉えようとする意識に変わってくれているのは嬉しい事です。
が、目的は儲かる会社を作る事。
結論は、まだまだ人件費も家賃も高い、
もっと売上を上げつつ、
安い家賃の場所に移転して一人一人の生産性向上を図る。
率と額の枠組みを分かったうえで、自分たちで気づき考え実行して欲しい。
編集後記
今年を振り返る。
今年のベスト10の第9位は、スマホセミナーの成功。
昨年秋に人伝で聞いた事をやってみたら検索上位に表示されるようになった。
今年2月開催セミナーの参加者の中にはテレビ取材を受ける方も現れた。
が、その一方で私の専門分野ではないのがハッキリした。
私の専門はやはりマネジメントだ。
第9位スマホセミナー
第10位沖縄研修