おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【日刊】伸びる会社は仕組みが9割  2016年2月28日号

・周囲を巻き込む

行動計画を見える化する事のもう一つの効用は、周囲を巻き込みやすくなる事です。
計画通りに進捗していた項目が、ある時点で、全く動かなくなる事があります。
相手の都合であったり、当初の見込みと違う要素が見つかったりするためです。
毎週、進捗状況について共有しているからこそ、周囲に協力を要請できます。
群馬県で和牛の一貫生産を行っている鳥山牧場、鳥山畜産食品で行った都内のオーナーシェフ開拓プロジェクトは、周囲の協力がなければ成功できませんでした。
「群馬県産の和牛として世に知られるのではなく、赤城山の山麓で丹念に育てた美味しい牛肉として世に知られるようにしたい。そのためには、味の分かるレストランのシェフに使ってもらいたい。」との想いで都内のレストランを開拓するプロジェクトでした。しかし、想いはあっても「やった事が無い」事でした。
当初作成したアクションプランでは、
1.オーナーシェフにDMを送る 2.希望者にサンプルを送る。 3.電話で訪問のアポをとる。
4.商談に訪問する 5.受注する
の計画でした。
しかし、3.電話でのアポ取りが予定通りには進捗しませんでした。
と言うのも、ランチを行っているレストランでは午後3時~5時がシェフと電話出来る限られた時間です。
この時間にシェフと電話でアポを取るのが至難でした。
そこで、周囲にアクションプランを見せながら協力を要請しました。
営業部員全員で手分けして電話しました。
その後4.商談も同様に手分けして行う事により当初の目標は達成されました。

編集後記
また、新たな相談を受けた。
ちょっといっぱい気味だけど、何とか応えたい。
中小企業を元気にするのが私の使命だから。

挑戦を忘れない!
仕組み化プログラム(外販・講師用)進捗度80%完了
仕組み化プログラム(自社用)完成
→雑誌への寄稿企画へ展開 完成
→諸々集約して「当たり前だけどなかなか出来ないPDCAサイクルの作り方、回し方」へ
江戸川経営塾テキスト 進捗度50%