おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【日刊】俯瞰探究クロスオーバー 2016年3月3日号
・経営理念の実現のために
昨年夏からの関与先がある。
経営陣の想いと現場の想いのズレを解消する事が課題。
経営理念実現のために、現場は抱え込みすぎてしまった。
経営陣は現場には、外部との連携で抱え込まないようにしてほしかった。
が、ズレは大きく解消できない状態になった。
現場の疲弊。
その原因は、理念が生まれた背景だ。
経営陣は創業仲間。
どのような理念でどういう組織を作り、何を実現したいのか?
について喧々諤々議論しつくした。
その後、入ってきた社員は、
「理念」を教えられたが、
肚落ちしていなかった。
そのギャップがひずみを生み、組織が崩壊寸前となった。
「人・物・金」の体制の立て直し。
その後、ようやく理念浸透について経営会議の議題となった。
現在、来年度の事業計画を作成している。
各部門に経営陣が入り込み、
「経営理念を作った時の想いや目指している世界」について伝えていく。
経営理念が社員に浸透していかないのは、「当時の背景」と「目指す世界」
が見えないから。
何度も何度も文章にし、言葉とし伝えていく過程で伝わる言葉になっていく。
社長の究極の仕事は理念を伝え続ける事。
編集後記
熱い想いを熱い言葉に乗せるだけでは伝わらない。
伝わる言葉には力がある。
伝わらない言葉は暴力になる。