スピード

うちに「しか」出来ないこと

差別化戦略を想像されることが多いのでしょうが、
戦術レベル(やり方)で他社と差別化をはかることも可能です。
ただし、そのためには、
1. 考え方
なぜ、このやり方で行うことが良いかについて社長から新入社員まで共有出来ている。
2. 方法
標準的な方法が定量化されていて共有出来ている。
3. ツール
標準化された道具・機械を誰でも等しく使うことにより成果にばらつきがない。
の3点セットが揃っている必要があります。
そして、何よりも重要だけど難しいことは、1番目の「考え方を共有できる」社員を育てていくことになります。
中小企業の資源には限りがあるため一番の資源である人材を育てていくことで大企業に勝つことが可能になります。

現在、当社のお客様の会社では
彼らは競合他社との一番の差別化は「スピード」にあると考えているため、
社長から新入社員までトイレには駆け足で往復しています。
実際に目の当たりにしているとこちらまで駆け足しています。
お客様からは
「こんなに早く仕上げてくれてありがとうございました。」
のお礼を良く耳にします。

戦略を考えろと言われても急に出来ない会社では
「スピードでは誰にも負けません。」
と宣言してお客様が驚く程のスピードで全ての製品・サービスを提供することから始めてはいかがでしょうか。