エリア戦略

個人対象の場合はエリアの選び方がカギとなる。
生活動線は地図上だけでは分かりにくい場合が多い。

住宅街から駅までの最短距離にある店舗であっても
住んでいる人にとっては近場のスーパーを経由する事が多いなどの場合には
一本裏の道であっても
「知られていない」場合がある。
また、大きな道を横断しなくてはいけない場合では、信号を避ける心理が働き最短コースでは無い経路を利用する場合がある。

元、マクドナルドで出店戦略を立案していた松下さんによると、
マクドナルド以外で動線を捉えた出店戦略を行っている企業は非常に少ないとの事である。
マクドナルドは多額の経費をかけて出店の立地調査を行っているが、
私たち小さな会社の場合には多額の費用はかけられないし、そもそも、現在の店舗を移転させる事も難しい場合が多い。
であれば、
現場を何度でも歩いて、顧客目線で「認知」させる方法を採るべきである。