会を作る

20代の会社員時代に上司が主催するゴルフの会の運営に携わった。
当時は「苦痛」以外の何物でもなかった。会社員時代に上司に連れられてゴルフに行き1泊2日で軽井沢のコテージに泊まった記憶がある。
当時は何でこんなに無駄な事をやっているんだろうか?と思ったものでした。
一緒に長い時間を過ごす事でより深い関係を築くことが出来るんだと肚落ちしたのは40代になってからである。

私も実際に会を作る経験も会を運営する経験もした。
専門家同士の相互研鑚の場としての一般社団法人日本専門家協会である。
売れる専門家を養成したいとの想いで設立したのだが、最近は「すぐに」顧客獲得が出来る。や「すぐに」著者デビューが出来る。の代行業などとの競合が嫌なので方向性を転換している。
安易に「答え」を求める人たちを集めても長続きしないためである。

地域での会作りは3つ経験した。
一つは江戸川区景観まちづくり団体水辺環境創造グループです。
この団体は江戸川区内の河川のゴミ拾いとカヤック体験を毎月行っています。
2012年9月にお客様から相談を受けて事務局としてメンバーを募り設立、基盤作りまで行った。2014年6月には江戸川区より景観まちづくり賞を受賞するに至った。

二つ目は
江戸川共習所である。
これは、相互コーチングの会である。個人事業主や小さな会社の経営者は共に研鑽する場所が無い。だったら作れば良いのではないかとの想いで2012年7月に立ち上げた。
その後、この団体の仲間たちが2012年8月に葛西ポイ捨てタバコ拾いの会を設立し運営を継続している。また、2013年2月からは船堀ポイ捨てタバコ拾いの会の活動も始まった。

そして
大人の楽校である。
共習所のメンバーの実践の場として2013年9月から活動している。
地域の会社経営者から個人事業主、会社員、普通の主婦が「自分が話せること」を参加者に伝えていく場である。
毎回30分のテーマを2人の講師が話します。
人前で話すことが苦手な人は運営メンバーがリハーサルにも付き合っています。