今、スグに出来る事を今すぐに実行する

PDCAサイクルに基づき、
自社で使っている帳票類を貼り出すと
理想と現実の差異(ギャップ)に驚かされる。
概ね、目標は多くあるが、計画が不在で、検証はしているが、改善策が無い。
と言った事が問題として浮き上がってくる。
当社が支援した事例では、「計画の不在」を嘆く声が最も多かった。

とは言え、
実際の所、何から始めれば良いのか?
とゼロから取り組むのではなく、やってる「つもり」の項目を正しくやり切る事から始めてはいかがだろう。
当社のギャップマネジメントが改革志向ではなく、改善志向と言われる所以である。

実際にある会社では営業日報により営業マンの行動を管理している「つもり」であった。
しかし、実際は車両管理表としてしか機能していなかった。
訪問地域と走行距離を記入して高速料金領収書と給油レシートを貼り付けて上司に提出する事で車両、経費の管理をしていたのだ。
本来の目的と実際の運用が違っていた事が浮き彫りになったので、
この会社では、毎日の売上目標と売上実績を記入させるようにした。
その結果、営業マンが「売る事」を目的とするようになり、前年比140%以上の成果を上げる営業マンも現れた。