おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【ほぼ日刊】社長のネタ帳 2015年11月6日号
・心理戦
清廉潔白は良い事です。
しかし、相手がいる場合には駆け引きが必要な時もあります。
経営者として社員を守らなくてはいけない場合は好き嫌いではなく、
相手に対して勝たなくてはいけません。
技術畑、職人肌の経営者が苦手としている部分です。
良い仕事をする事が目的となります。
しかし、良い仕事をしても安い価格に押し込まれたら経営者として失格です。
「相手がこう言っているから。」
だけで、鵜呑みにしていたらガキの使いです。
なぜ、相手は自分に対してその言葉を発したのだろうか?
を突き詰めたいものです。
ある経営者は
「相手が自分を褒めてきたらその裏を疑え。」
とまで言われていました。
経営者は心休まる日はありませんが、そんな仕事です。
人を動かすのが経営者の仕事。
人の心理を知らずして人を動かす事は出来ません。
実際に騙されたり裏切られた経験がある経営者ほど心理戦に強くなります。
なかなか騙される機会はありませんし、騙されたくもありません。
ですので小説を読む事をお奨めします。
推理小説は心理描写が巧みなので面白いのですが好みもあります。
私のお薦めは夏目漱石の「こころ」です。
文体も平易で読みやすい小説です。
編集後記
武富士の創業者は月曜日の朝7時の会議の前にシュミレーションを繰り返したそうです。朝5時半になった事もあったそうです。
それに比べたら。