おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【日刊】伸びる会社は仕組みが9割  2016年2月16日号

・なぜPDCAサイクルは回らないのか(2)

仕組みが無い(機能していない)
目標と現状との間には差異があります。
この差異を問題として組織として問題を解決していく仕組みが必要となります。
代表的な仕組みが今回紹介しているPDCAサイクルです。
ISOなどもPDCAサイクルをベースとしたマネジメントの仕組みです。
特別な能力を持った人にしか出来ない事=属人要素を排し、
手順通りに適切な行動量を行う事により物事を再現できるのが仕組みです。
1人の天才が、「オレのやる事を真似しなさい。」は仕組みではありません。
真似できませんし、真似したところで同じ結果は出せません。
PDCAサイクルを回せていないと嘆いている社長は部下に対して、
「何でこんな簡単な事も出来ないんだ」と怒鳴っているだけになっていませんか?
社長にとって簡単な事でも部下にとっては難しい事、分からない事なのかもしれません。

目標未達の不等式
なかなか目標達成できない会社をイメージ化した目標未達の不等式。
私は「ドツボの公式」と呼んでいます。
目標>計画>実行>実績
そもそも、目標を達成するために必要な具体的な行動量が網羅された物が計画です。
そして、その計画を決めた通りに実行した結果が実績となるはずです。
「往々にして計画は詰め切れず、計画した実行量は確保できず、実績は目標から遠く離れる。」
多くの中小企業の現場で私が目撃してきました。
私自身も営業マンだったので、実感として良く分かります.
寒い季節の雨の日などは正直外回りより内勤したいものでした。
また、営業訪問はお客様の都合に合わせるものなので、
計画を立てても会えず予定件数を訪問できない事もありました。
正直に告白するとズルを覚えて日報の件数を水増ししたこともありました。
どこかでカバー出来れば良いのですが、ドツボの不等式に嵌ってしまうと挽回不可能です。

編集後記
三寒四温。
もうすぐ春ですね。

挑戦を忘れない!
仕組み化プログラム(外販・講師用)進捗度60%完了
仕組み化プログラム(自社用)完成
→雑誌への寄稿企画へ展開 進捗度60%
江戸川経営塾テキスト 進捗度20%