おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【日刊】伸びる会社は仕組みが9割  2016年2月22日号

・計画に魂を入れる

計画に魂を入れる(コミットメント)
アクションプランに「魂」を入れなくては「画に描いた餅」となってしまいます。
では、どうすれば良いのでしょうか?
責任者自らが部下を招集し
「発表会」を開催することが最も効果的です。
部下にとってみると
「ただでさえ忙しい中、上司の発表に付き合わされる」
という否定的な状況を敢えて作りだすことになります。
しかし、それでも実行する事で上司の本気が部下に伝わります。
年度経営計画発表会などの場があれば最適です。
週次、月次の営業会議であっても、招集前に事前に目的を告知することで
「いつもと違う重大事」である事を演出出来るため効果を発揮させることが可能となります。
ただし、
「あなたが本気で無いと部下には伝わります。」
あなた自身のコミットメントが試されます。

実際に上司の宣言がうまく部下に伝わった場合は
「いつもの部下の顔が良く見えなくなって足が震えてきたんですよ。何かとんでもないものに憑かれたようでした。発表が終わった後には、もう後には引けない。って感じで自分自身が何か吹っ切れたようでした。それにしてもあんなに疲れたことは今までありませんでした。」
と言った感想になるようです。
社内にコミットメントを醸成させる第一歩は
上司であるあなた自身が「退路を断つ」ことを宣言することしかありません。
もちろん、うまくいくかどうか分からない場合であっても「宣言してから始める」ことが重要です。
「失敗が怖い」のは社長も社員も同じです。
うまくいかなくて言い訳をするのではなく、
なぜ、うまく行かなかったのか検証する社風にするためにも
「私はいつまでに何をどのように行い、これだけの成果を上げる。だから、皆さん協力してください。」
と初めに宣言する事で計画に魂が入ります。
DCAが回ります。

編集後記
リーダーシップってそんなもの。
先頭を走れ!