おはようございます。
内海です。 http://sskg.jp
【日刊】俯瞰探究クロスオーバー  2016年3月25日号

 ・ブランド

ブランドは一朝一夕にしてならず。
中小企業にとって「世に知られる」ブランドを目指すのは難しい現実です。
狭義のブランドには「歴史」と「物語」が必要だからです。
だから、私は広義のブランド=納得できる買う理由がある事と定義づけています。
歴史と物語が無くても、お客様にとって、「私には買う理由がある」事を証明する。
その会社が大切に考えている事。
使命や価値観、仕事の品質などを伝える。
伝わった人が、「だからこの会社から買う」であれば取り組めます。

既存の事業を続けているのであれば、お客様がいます。
そのお客様が「なぜ、当社を選んでくれたのか?」を聞く事が第一歩。
その理由は、案外自分では気が付かなかった事かもしれません。
当社の場合は、営業組織のマネジメントをウリにしています。
しかし、既存のお客様にとっては「私が人と人とを繋ぐ」事が価値との事でした。
聞いてみて初めて分かった事でした。
しかし、まだまだ特定の業種ばかりです。
ですので、「繋ぐ」はセミナーやリアルでお会いした方にだけ伝えています。
しかし、今後は磨いていきたいテーマです。
話がそれました。
ブランドの第一歩は「既存のお客様に聞く」
その次のステップは、「聞いた内容を磨く」
その次のステップは、「その内容を正しく伝え続ける」
事で、お客様にとって「○○」と言えば当社と言われるようになる。
後は上記の活動を継続する事でブランドが強固になります。

ブランドとはロゴマークの事ではありません。

 編集後記
  千里の道も一歩から。
  最近の私は物を買う時に衝動買いはしなくなりました。
  「買う理由」を人に説明できる物しか買わなくなりました。
  説明してくれと言う人もいませんが...
  職業病でしょうね。
  
  挑戦を忘れない!
  江戸川経営塾テキスト 進捗度70%
  4月まではこれ一本に集中します。