第三章:定着力
1項アクションプラン
改善目標の各項目の達成期限は3カ月に設定する
改善目標を達成するための打ち手を達成する期限は3カ月程度が適切である。
経験則ですが1カ月では短すぎるし、1年では途中でダレてしまう。
四半期の考え方を採用している会社が多いのは納得できる。
3カ月間12週程度で実行できる項目とすることで「小さな成功体験」を社員が実感できる。
新規開拓を例にとると
1. 最初のアクション:当社の存在を相手に知らせる。(準備を含め開始から2週間程度)
2. 相手の反応を得る(送付から2週間程度、開始から1カ月程度)
3. 反応があった相手に試してもらう(訪問、サンプルの送付)(開始から1~2か月)
4. 商談(開始から1~2か月)
5. 受注(開始から1~3カ月)
となります。
新規開拓である程度の目標件数を達成するのであれば3カ月程度の期間で上記のステップを行いつつ検証を繰り返すことになります。
過去当社が支援させて頂いた先では第一段階のスタートがうまく切れないケースが多くありました。実際に始めると3カ月は思ったより短い期間です。
(そもそも、見込み先リストの作成をやったことが無い会社やDM内容の作成に慣れていない会社が多いため思いのほか手こずります。)