“守破離とは茶道や武道で物事を修得する過程を表す言葉。守とは師匠の教えを忠実に真似ること。破とは今まで学んで身につけた教えから一歩進めて他の考え方や自分の考え方を採り入れさらに発展させること。離とは自分独自の考え方に基づき新しい物を創造すること。まずは、 「形」から入って「心」に至る。「形」ができるようになれば、あとは自然と「心」がついてくる。次に「心」より入って「形」にあらわれる。守・破・離の守から破・離に成長する。端折らない。言われたことは言われた通りにやる。
言う人には言う人の理屈がある。
若い時に「言われたことをイヤでもやり切った人間は少ない。」
そのやり切った人間だけが仕事で成果を上げる事が出来る人間となり得る。
花伝書に守破離と言う考え方がある。
守:師匠、上司、先輩に言われたことを言われた通り、型通りにやること。
破:師匠を越える。真似を乗り越える。
離:自分の型を会得する。
苦しい事、嫌な事もあるだろう。
しかし、基本を身に着けていない人間が卓越した成果を上げる事は不可能である。
だから、当社ではまず「言われたことを言われた通りにやり切る」ことを徹底させている。

新入社員であれば
「仕事はこういうもの」との理解で真綿に水のように吸収できるのだが、
途中入社であれば
「今まではこういうやり方でやってきた」との過去の経験が邪魔をする。
当社では、当社の守破離があるため過去と決別して新入社員のような気持ちで仕事に臨んでもらいたい。

私は大学卒業後に入社した大手スーパーでこの守破離をどうすれば徹底的に短時間で出来るかを考えて実行した。
その結果、2年目には〇〇が出来る程になった。”