教科書的には「仕事に人を付ける」であり、人に仕事をつけるのは間違い。

であるが、小さな会社の場合は「人が仕事をしていない」ため、二段階に分けて考える必要がある。
人に仕事をつけると「誰が」「どこで」「誰を対象に」「どのように」仕事をしているのか分からなくなる。
良くある問題として、「古参社員が多い会社で、営業部長が「どこかで」「勝手に」「安く」物を売ってきて
利益管理が出来なくて困る。」などの問題があげられる。
しかし、それ以前の問題として
仕事をしないで給料だけをもっていく「給料泥棒」のような社員を放置し過ぎることが大問題だと私は考える。
「やり方」は「全て任せる」から、
兎に角、何が何でもこの目標を達成してくれ!
の時期を経過させずして、何を言ってるのだ。
社長自身も社員に課した以上の目標を設定し「何が何でも」やり切らなければならないのは当然である。
具体的な目標設定としては、「今月は△を一人〇個売る」や、「一人〇個改善提案をする」などの数値(個数)目標とする。
金額に設定すると「例外、換算」が必要な場合が発生し、それが「言い訳」の原因になるため、一目でスグに分かる目標としたい。