なぜ、あの人は堂々として自信があるのだろうか?

一方、仕事は卒なくこなしているのにこの人はなぜ自信なさそうでおどおどしているのだろうか?
その違いは「自分の強み」を活かしているかいないかである。
人は自分の経験した事でしか自信を持てない。
他人に「自信を持て」と言われても急に持てるものでもない。
当社の社員はみな自信を持った人間ばかりである。
しかし、入社してすぐに自信を持てるかと言うとそうではない。
一度は挫折を経験する。

他の社員とのレベルの違いを目の当たりにする。
出来ると思っていた書類を作成できない。
お客様の前に出ると前職のようには上手く商談を進める事が出来ない。
そこから這い上がるには
自分の過去の成功体験と
会社を辞めた理由、当社に入った理由を思い出す。
そこで、ようやく自分の強みに気が付き自信を取り戻せる。

中途入社を繰り返し自信を喪失している人に言いたい。
まずは、三年石にかじりついてでも修行しなさい。
例えどんな職場であってもそこで得た経験は将来必ず活かせる日が来る。
しかし、若いころに苦労をしていないと「千日」を耐えられない。
何も身に付ける事が出来ないままの生涯で終わる。

宮本武蔵の五輪の書で言われている。
千日が鍛、万日が錬
石の上にも三年。まずは千日自らを鍛える。
そして、生涯を賭けて磨き上げる。

そんな人生で良いんですか?

しかし、
既に若くないと言う方であっても大丈夫である。
今から、今やっている事を三年継続して欲しい。
人生に遅すぎることは無い。
なぜなら、
これから先、振り返った時に今が一番若いからである。
今からでも若いころの苦労を取り戻せるのである。
若いころにどれだけ苦労したかが生きていく上で不安に負けない自信の源泉となる。”