煉瓦職人
ドラッカー氏の著書に
「ここに、煉瓦を積む作業をしている人たちがいます。
「あなたは何をしているのですか?」との問いに対して、以下の5通りの答えがあります。
どれが合っていてどれが間違っているといったものではありませんが、
その人の仕事に対する認識が自分の仕事の価値を決定付けるのです。
ここでいう「人々の心を癒す」というミッションを共有することが働く人のエネルギー源となり、「やり甲斐」をもたらしてくれるものであると思います。
(1)わたしは、煉瓦を積んでいます。
(2)わたしは、壁をつくっています。
(3)わたしたちは、建物をつくっています。
(4)わたしたちは、教会をつくっています。
(5)わたしたちは、人々の心を癒す空間を造っています。」
当社では、書類を作成しています。とは誰も答えない。全社員が、中小企業を元気にしています。と答える。
実は上記のドラッカー氏の逸話には裏話があります。
一番の問題は
「誰にも負けない、誰にも出来ない素晴らしい煉瓦を積んでいます。」と答える職人です。
組織で働く上でのチームワークも無く、自分の満足のために煉瓦を積むことが最大の害である。
という話がある。
専門家に良く見られる独りよがりである。