二代目経営者に多く見られる。
不安があるためか、嫌われたくない。
彼は色んなセミナーに顔を出して人脈を広げていました。
昼は会社員で、週末と夜はセミナーなどのコミュニティと寝る間も惜しんで活動していました。
あまりにも忙しそうで辛そうだったので、
「無理しなくてもいいんじゃないの?」と声をかけました。
すると、
「いえ、今はとっても充実しているんです。毎日勉強になっていますし、友達も大勢出来ました。
もっと多くの人と友達になって人脈を作りたいのです。」
と答えが返ってきました。
私は
「それって知り合いが増えているだけじゃないの?
本当の友達ってそんなに多くはいないと思うし、大勢いる必要もないんじゃないの?」
と答えました。

結局、会社の事も起業の事も中途半端なままでした。
みんなに好かれるのは大変です。
「自分」の未来の夢や希望ではなく
みんなの「現在」のために
夜と週末にエネルギーを消費して消耗していきました。

自分の未来を切り開くためには
仲間との付き合いも減るでしょう。
だけど、本当に一所懸命に仕事をすると、理解してくれるお客様が必ず現れます。
「みんな」には嫌われるかもしれませんが、
目の前のお客様に全力で取り組むことで次のお客様が現れます。
そして、
次のステージに登る事が許されるようになります。

全ては「嫌われる勇気」を持てるか持てないかの違いだけです。